DISCOVER WEST

前回の更新300日前とかになっててびっくり。ほら続かない

今月は5連休とかいう謎の連休を貰ってしまい、昨今の状況を考え直前まで悩んだものの結局1人旅を決行。（流行り病への基本的な対策は勿論のこと、道中最低限の手続き等以外は人と喋らなかったことをお伝えしておきます。1人旅だから…）
写真多めにだらだら回顧。7/20－7/22です。
写真の角が黒いのは携帯カバーのせい。まあお気になさらず。

今回向かうのは広島、松山方面。タイトルはJRのキャンペーンから拝借。
www.jr-odekake.net
尾道鞆の浦は1日で巡ったけど…

初日。まずは尾道まで移動。
使ったことがない駅から新幹線乗るかあ～とか思った結果、京都から明石までスーパーはくと、在来で西明石、西明石ー福山が新幹線、福山ー尾道はもっかい在来線という謎ルートになった。まあ電車に乗ることは全く苦じゃないのでよし。月曜朝一だからなのかはくとは2席に1人ぐらいの割合で通勤マンが乗ってていい感じに混んでた。福山尾道は115系？とにかく黄色いアイツに乗った。座席は更新してあった。

10時前ぐらいに尾道駅到着。駅で観光案内地図を貰って見てみると、千光寺まで古寺めぐりコース（石畳）があり駅近くから伸びている模様。じゃあまずは千光寺まで歩いて行ってみるか～、という軽い気持ちが悲劇を招いた。登りの移動がハードすぎる。更に追い打ちをかけるような晴天。汗を吹きながら千光寺まで登り切った。道はよかったけど坂を舐めていた。

日陰で休む猫氏…つっても外気温既にめちゃくちゃ高かった。

寺からの景色は大変よろしかった。しっかり線香なんかも買って供えてきたりした。
ここまでなんとか登ってきたものの体力を大幅に消費。せっかくなので下りでロープウェーを使うことした。計画がずさんですね。下り方面ということで少ない乗客2人（自分ともう1人おじさん）のためにロープウェーのお姉さんが解説くださいました。お姉さん居らんかったらウキウキで景色撮ってたと思うけど。3分間真横でずっと喋ってらっしゃったので真剣に聞いてました。ありがとうございました。

海沿いを歩いて尾道ラーメンの店へ。人気店らしく出る時には行列になっていた。美味しかった。（写真撮るタイミング逃した）

尾道渡船（すぐ向かいの向島との間を行ったり来たりしている）を眺めたり本通り商店街を散策したり。散策って言ってもちょっと歩いただけで…商店街は一部しか歩いてなかったりする。それでもお洒落なお店が多いなーと思った。しかし尾道はいい所でしたね。雰囲気が凄い好きでまた来ようと思いました。次回は暑くない時にしよう。

初めて乗った227系レッドウィング（靴ではない）。225との違いは特に…

尾道から福山まで戻り（↑227系で）、バスで30分ほどの鞆の浦へ。地方都市の路線バスの割に20分に1本ほどのペースで福山駅前からどんどん発車しておる。観光需要に加えて途中に学校前の停留所もいくつかあったりして。需要があるんだろうなあと思ったり。この時は平日の昼間でそこそこ空いてたけど。定刻に発車したのに体感けっこうなスピードで途中の停留所すっ飛ばしながら走行してて…時刻表どうなってんだと思っていた。けど定刻に着いた。そりゃそうだろうなあ。

鞆の浦に移動しても晴天で困った。なんやかんやで移動しなければならない。それでも常夜灯から医王寺（これもちょっと登らないといけない）、渡船のりばなどを見て回った。汗吹きながら…

常夜灯。横でお爺さん達がだべっていた。
横のカフェはチャラい系のお姉さんがわちゃわちゃしてたので入るのをやめた。

少し登ったところにある医王寺からの景色

医王寺に自分が座右の銘にしている句が貼ってあった。高杉晋作の上の句に看病中の野村望東尼が下の句をつけたと言われているものだが、全て高杉が詠んだともされていて詳細は謎。意味は調べてね。

まあとにかく暑い。この頃になると早くホテルにチェックインしてシャワー浴びてえとばかり考えるようになっていた。特に行く所も思いつかなかったので予定を前倒しして早めに広島に向かう。

500系やっぱいいよね好きだわ…けどもこいつは上りで乗ったのは下りのさくら。広島まですぐですね。到着が確か15時半ごろだったと思う。予定では19時半ごろに着いてそのまま駅でお好み焼きを食べるつもりにしていた。とりあえず何処に店があるのか探してみるか～→あった、空いてるやん！（そりゃそうだろうなあ夕方っすもん）→ええわもうこのまま食ったれ！→で早めの晩ごはんにしました。

ekie広島の廣島ぶちうま通り：お好み焼きみっちゃん総本店

この日はこれで終了。ホテルでシャワってもっかい飲み直して寝。早めに部屋で飲みながらごろごろ栄冠やるの良かった。原爆ドームとかあの辺、小学生の修学旅行以来行ってなかったので行こうかなとも考えたけどあまりうろつくのもどうかと思ったので。

2日目

何故か6時前にバチっと目が覚めた。これを仕事の日の朝にもやりたい。たぶん無理。
ロビーで各部屋用に朝食を仕分けていたお兄さんに笑顔で見送られ（定宿は東横インで朝食が無料なんですがチェックアウト時間が早すぎて無理でしたね勿体ない）、電鉄広島駅まで徒歩。広島港行きの市電（何系かなあれ、最新ではなかったな）、せっかくなんで最前席をしれっと確保して前面展望して終点広島港まで乗車。面白かった。均一190円ってのも凄い。

終点広島港駅。開放的で綺麗。朝ラッシュでかなりの本数が発着してて見てるだけで暇潰しできそうだった。

広島港からは呉経由の松山行クルーズフェリーに乗船。所要時間2時間40分で3670円。1時間15分ほどで走るスーパージェットってのも同じ会社が運航してる（交互に出航？）けど値段が倍なのでやめました。


空いてた。広島から3人、呉から7、8人ぐらいかな…車両は知らぬ

定刻で松山観光港に到着し、連絡バス（2分ぐらい）で伊予鉄高浜駅まで。

松山観光港で連絡バスと伊予鉄の通し乗車券を買うこと。ここでJR松山駅最寄りの大手町駅まで買おうとしていたのに何故か間違えて伊予鉄松山市まで買ってしまった（高い）。結局松山市まで乗ってみた。車両はそこそこ最近導入されたみたいね。

松山市駅には高島屋が併設されててうろついたけど…普通の百貨店。

屋上には観覧車が設置されていて昭和レトロか！？とか思って見てみたらめっちゃ新しかった…

探索もそこそこに今度は市内線（路面電車）に乗ってJR松山駅前まで。女性の運転士さんがマイクつけながら各種確認喚呼してて凄いなーって思いながら見てた。広島よりスリルがあった（？）
間違って松山市まで郊外線乗ったおかげで平面交差（所謂ダイヤモンドクロス）を郊外線市内線両方乗りながら体感することになった。

松山駅舎は風情があってよろしい。駅ナカのうどん屋で山菜うどんをすすり伊予大洲行のワンマン列車に乗車。向かうのは下灘駅。松山13:02発ー下灘13:45着。

よく見る構図

この写真撮る時だけは晴れてよかったなーと思った

宇和島方面

松山方面

18きっぷのポスターの構図ですね
「思わず降りてしまう、という経験をしたことがありますか」

駅舎

昔この間にも線路が敷いてあったのが窺える。手前側に側線もあったみたい、というかスペースが確かにあった。昔は海との間の国道も通ってなくて線路の下がすぐ海だったみたいですね。怖いわ。

13:45に到着して帰りの松山行の列車が16:20までなく、ホームで海を見ながら黄昏てやろうかなと思っていたりしたものの…とにかく車で乗りつけてくる観光客の多いこと。

1時間ぐらいは座って瞑想しようと思って来たのに車でひっきりなしに人が来て写真撮ってくからここに居座れない本末転倒感 pic.twitter.com/j7OQBs5UnQ

— yuki (@yukisks) July 21, 2020

入場料取ったらいいのに、とか思ってしまった。150円ぐらいなら皆払うと思うけど。色々文句垂れたいけどただの鉄オタと化してしまうのでやめよう。

14時半になって駅前の下灘珈琲さんが開店したのでとりあえずゆずスカッシュを頂く。汗だくの身体にしみますな。駅に居続けても車で乗りつけてくる奴らと微妙な空気になるので西のほうへと探索、というか退避開始。

とは言っても元から駅以外にも足を伸ばそうとはしていたんですけども。
海に続く線路。船を海まで降ろす用みたいけど今はもう稼働してないかな。

雰囲気ある踏切。奥の家の前からは明らかにここ線路横断してるなあ、というあぜ道が。

本当は駅で飲みたかったビールを運動公園で。海水浴の家族連れと釣りに興じるおじさんがいた。おじさんに話しかけるほどのコミュ力はなかった。

なんとか時間を潰して松山駅まで帰還。昼間に郊外線を大手町駅で降りて向かおうとしていた駅前スタジアムというゲーセンに行けていないことに気づいて…20分ちょっとの空き時間で向かってみたけど何もできん。人形が投げてくるバッセンで有名らしいけど駅前開発の絡みで閉店の張り紙が。勿体ないことしたかな。

特急いしづちで松山から今治までワープ。
特急券が特定特急券表記だった。なかなかの乗車率。

でまあ今治に着いてみたわけやけども…うーん…街はなんというか静かな印象。車は走ってるんやけどね。商店街っぽいところもひたすら閉まっていてこれどうなん大丈夫なんって感想を持ってしまった。あ、みなと交流センターは面白い建物だった。学生の勉強場になってた。自分が学生なら通ってたな。

何故今治かというと、東予港からのオレンジフェリーに乗るためにどうやって港まで行くか調べた結果、今治から1時間ほどかけて東予港まで結んでいるシャトルバス的なものがあるのを発見したため。（しかも無料）
東予港ってけっこう郊外というか、何もない場所から出港するからアクセスが大変。壬生川の駅からでも乗車可能やったけどもどうせなら始発から乗ったれ、という乗り鉄的思想で工業地帯というか街はずれの営業所までわざわざ歩いた。運転士のおっちゃんもびっくりしてた。こんな外れの営業所から乗るんかいって。いやこっちもこんなに外れにあるとは思ってなかった。

これは営業所近く、青果市場とかその辺の一角に建つラーメンショップ。17時閉店で食べることは叶わず。関西人的にはかなりのレアキャラなんだよなあーまだ一回も食べたことない。

5分ほど遅れたもののバスは無事に港まで到着。
東予港からはオレンジフェリー大阪南港行に乗船。少し奮発してデラックスシングル8200円を取りました。というのも今まで使ったフェリーではまともに睡眠できた記憶がなく（では何故今回予約したのかな）、少しでもグレードを上げたら揺れへんかなーっていう気持ちがあった。あと新造船というのにも期待していた。結果的に大成功でした。全然気にならないの。

客室。入室した瞬間テンションぶち上げっすよね。
これだけの設備で8200円、寝てたら大阪着くのはかなりお得かと。

船内の様子。荷物を置いて早々に食堂へ。鯛めしまだ残ってへんかなーとか思って見てみたけど既に売り切れてた。普通の唐揚げ定食食べました。美味かった。普段はビュッフェスタイルなんでしょうね。

風呂は流石に写真撮ってないけど、窓から展望できて街並みの夜景がきれいに見えた。あれは新居浜とかその辺かと…。綺麗に光っておった。もちろん朝起きてからも風呂りに行ったけど既に大阪南港に着岸してたという（6時到着で船内には8時まで滞在することが可能）。隣の名門太洋フェリーがよく見えました。

これは定番のゲームコーナー

無事定刻で大阪南港着。

寝れんかったら即帰ろうと思ってたけど…しっかり寝れたのでフェリーターミナル→住之江公園→西梅田→徒歩で東梅田の日興ビル地下にある喫茶サンシャイン（モーニング、ホットケーキで調べたら出てきた）で優雅にホットケーキを食べて阪急で帰りました。

そんな感じで。いいリフレッシュになりました。
今回は尾道、鞆の浦、松山（下灘）と行ってみたかった所を無理やり巡ってみました。尾道が期待以上で満足したり下灘の観光客に閉口したり。なんやかんやで満足です。
本当はもっと時間かけて各箇所色々巡るべきかもやけどこれも1人旅のいい所ということで。もっと気楽に旅が楽しめる世の中に戻ることを祈願してこの辺りで終わりにしたいと思います。文字数7000になってしまった。長すぎる…。